岡山県高等学校教育研究会理科部会生物分科会

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実体顕微鏡でコアサンプルを観察すると年輪を形成する晩材(色の濃い部分)と早材(色の薄い部分)との違いが分かりやすい。樹種によってはこの差がはっきりと分かり,季節によっての成長量の変化も視覚的にとらえることができる。また,木口面(成長方向に対し垂直面)を観察すると穴が開いているが,広葉樹の場合は道管,針葉樹の場合は樹脂道である。

確認しにくい場合はカッターナイフや剃刀で表面を削ると観察しやすい。

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