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うずまき管内で音の高低が認識される。これは音の高低が基底膜の一部を震動させることによって起こる。基底膜は入り口の幅が狭く,奥になるほど広い幅になっている。そのため入り口は周波数の高い音,奥に行くほど低い音に対応する。この理由を次のようなモデルを作成することで体験的,直感的に生徒に学ばせることができる。
用意するもの
- 厚紙
- コピー用紙
- のり
- はさみ
手順
- 厚紙を基底膜の形(長い二等辺三角形)に切る。
- 薄いコピー用紙で1センチ幅ほどの帯を作成し,厚紙の幅に合わせて凸のように貼っていく。
- 大きな凸はゆっくり震動しなければ動かない,逆に小さな凸は速く震動させなければ動かない。このことから基底膜の幅が重要であること,うずまき管の入り口が高い音,奥の方が低い音を担当することを学習させる。