岡山県高等学校教育研究会理科部会生物分科会

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イモリは飼育しやすく,長生きする生物です。教科書や観察・実験にもよく登場しますから,生物準備室や実験室で飼育してみませんか。指の再生実験も長期間の飼育を必要とする場合,下記の飼育方法が楽です。

用意するもの

  • 水槽(もしくはプラスチックの虫かご)
  •   成体1~2匹であれば,プラスチックの虫かごで良い。大量に飼育したい場合は,蓋付きの衣装ケースを用意し,同様の環境を作成する

  • 汲み置きの水
  • 発泡スチロール
  • 発泡スチロール
  • アカムシ

飼育方法

  1. 水槽の底には何も入れない。汲み置きの水だけを容器に入れる
  2. 発泡スチロールなどを水面に浮かべ,イモリが休めるようにする
  3. 成体1~2匹であれば,プラスチックの虫かごで良い。大量に飼育したい場合は,蓋付きの衣装ケースを用意し,同様の環境を作成する。

  4. 餌は冷凍アカムシをやり,餌やり翌日くらいに水替えを行う。
  5. 濾過器等は不要で,水温が高くなりすぎなければ(30℃以上にならなければ)良い。
  6. 春先の産卵時には,ナット(さびないもの)にビニール荷紐を結びつけて沈めておくと産卵する。

※注意
※イモリは垂直の水槽の壁も上ります。容器に返しがないと脱走して,部屋の隅で干からびて死んでしまうので注意。

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