岡山県高等学校教育研究会理科部会生物分科会

おすすめ

樹木への影響をおさえ年輪の観察をするために成長錐(せいちょうすい)を使用する。採取できるコアサンプルは樹木の成長を視覚的にとらえやすい。また,生態系の物質生産を学習する際には,生産者の成長量を具体的にイメージさせやすい。

一般的にアカマツやスギ・ヒノキなどの針葉樹は材が柔らかくサンプリングがしやすい上に,年輪も見やすい。逆に広葉樹は材が硬く,サンプリングが難しいが,アカマツなどと比べるとに硬くて重いことが分かるので,樹木の成長速度とあわせて考察させるのもよい。


アカマツのコアサンプル(直径5mm程度)樹齢は15年
また,アカマツは枝を年に1回しか伸ばさない,主幹からでる枝を一番上から数えることで樹齢が分かる。

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