岡山県高等学校教育研究会理科部会生物分科会

おすすめ

複雑な生命現象を羅列的に覚えるのではなく,学習内容を擬人化した寸劇を通して,内容を自ら整理し,考えさせることができる。生徒自身がセリフを考え,活動することにもなる。例えば免疫反応の内容を以下のように役割分担をして寸劇をすることができる。役割は紙に書いて,わかりやすく体に貼っておくか,頭に着けておく。

課 題

課題1:「体液性免疫の仕組みについて寸劇で紹介せよ。」
体液性免疫の仕組みについてロールプレイング
抗原役:抗原役はマジックを持ち落書きをする
樹状細胞役:抗原を直接羽交い絞めにしてマジックを奪い取る
ヘルパーT細胞役:樹状細胞からマジックを受け取り,先端を分析,B細胞役に情報を伝える
B細胞役:ヘルパーT細胞からもらった情報からマジックに合う抗体(キャップ)を持っているB細胞が抗原産生細胞になる
抗体:マジックを無力化するキャップ
抗原抗体反応:抗原が持つマジックにキャップをはめる

他には
課題2:「細胞性免疫の仕組みについて寸劇で紹介せよ。」
課題3:「血糖量の調節のメカニズムについて寸劇で紹介せよ。」
課題4:「カルビンベンソン回路の仕組みについて,炭素原をボールで表現し寸劇で紹介せよ。」

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