2019年7月24日 実用例 / 生物 / 生物の環境応答 / 観察・実験 おすすめ自分自身の体を使った観察,実験は生徒の興味・関心も高く,ウケもいい。積極的に取り上げたいが,生徒個々の個人差があったりするので配慮は常に必要である。この実験では,糖尿病の生徒にはさせられない。 (1)ギムネマ茶で甘味を感じにくくなる。ギムネマ酸は植物 「ギムネマ・シルベスタ」から抽出されるトリテルペン配糖体であり,甘味を強力に抑制する 使 用市販のギムネマ茶(ギムネマ100%のものが好ましい。)ダイエット用のお茶として販売されている。方 法角砂糖,チョコレートを食べる。よく煮出したギムネマ茶を30秒間口に含む。(飲み込まない)対照実験:角砂糖,チョコレートを食べて最初のときとの違いを確かめる。 (2)ミラクルフルーツミラクリンを含むフルーツ。高価なのが難。酸味が甘味に変化するので生徒の驚きは大きい。梅干しがモモ味に変わる。レモンがグレープフルーツ味に。 (3)砂糖と塩の様々な濃度の水溶液を用意して,閾値を調べる実験も面白い。舌に甘味と塩味の受容器が同じ密度であると仮定すると,分子量と閾値が比例する傾向に気づく。 おすすめ 体細胞分裂中期モデル 2019年7月29日 種子の発芽戦略 2019年7月30日 煮干を使った魚類の解剖 2019年5月9日