平成29年度の生物教育研究会が倉敷南高校を会場に実施されました。
山田指導教諭の研究授業は、呼吸に関するレディネスがほとんどない状態の生徒たちに、ジグソー法とカードを駆使し導入をおこなっていました。生徒の学ぶ意欲を引き出す授業でした。
難解な呼吸の仕組みをカードのヒントだけを頼りに、話し合いで解き明かし、その後、班に戻ってお互いに得た結果を説明し合い共有していました。まさに、主体的で対話的な深い学びを実践されていました。今後の授業展開が楽しみになる授業でした。
生徒の感想に、「班に戻って説明をしないといけないので本気でわかろうとした」という書き込みがありました。ちょっとした工夫で、生徒のやる気を引き出すことができることを改めて実感しました。
午後からは倉敷自然史博物館のほうへお邪魔し、館内の案内や日頃は見ることのできないバックヤードなども見学させていただきました。また、県内の絶滅に瀕している動植物についてわかり易く解説をしていただきました。
「ムネアカハラビロカマキリ」を岡山県内で初めて発見された矢掛高の高橋元先生と博物館に展示されている標本と一緒にパチリ!!
http://www.sanyonews.jp/article/619410
今年度の生物分科会の行事はこれで一段落しますが、今年度は12月19日に朝日高校を会場に31年度の日本生物教育会岡山大会の説明会を開催いたします。多くの先生方のご参加をお待ちしています。
生物分科会長 森